多くの視聴者の方からリクエストをいただいており、また自身にとってもかつての愛車だったということもあり、本来であればもっと早く取り上げなくてはならない車両だったのですが、遅ればせながら試乗することができましたので、ヤマハ・マジェスティ現行モデルのレビューをお送りします。
流麗なフォルム、優れた快適性と利便性、そして経済性。かつて所有していたマジェスティ/マジェスティC(5GM~5SJ)は、未だに街中で見かけることが多いモデルであり、私も大好きな1台でした。今回試乗したのはそのマジェスティの現行モデルです。
2012年のマイナーチェンジを経て、そのスタイルはよりシンプルでスポーティなものとなり、極めて現代的なマキシスクーターとして完成度を高めています。搭載されているエンジンは水冷4ストローク4バルブSOHC、249ccの単気筒で、私が乗っていた5SJ時代のエンジンと比較するとロングストローク化されボアXストロークがほぼスクエアな設計。低中回転域の扱いやすさを追求しています。また、リアサスペンションにはヤマハお得意のモノクロスサスペンションが採用されているほか、プログレッシブピボットマウント構造により、良好なロードホールディングと快適な乗り心地を実現。スマートキーシステムや電磁式の開閉機構を持つ各収納スペースなど高級感を演出する一方で、デュアルオープンタイプのシートを採用し、シート下ラゲッジスペースの使い勝手の良さを向上させるなど、実質的な利便性の追求も抜かりなし。
価格は税抜きで669,000円とやや高級なスクーターですが、「それだけのことはある・・・」と思わせてしまうあたりが流石です。
【関連ページ】
ヤマハ発動機・マジェスティ
www.yamaha-motor.co.jp/mc/scooter/majesty/
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