ヤマハのミドルクラス・ロードスポーツのダークホース的存在であるフェーザー8 (FAZER 8) 2014年モデルに試乗しました。まずは本編である試乗レビュー編に先立ち、スタイリング&ディティール編をお送りします。
ベースとなったFZ1の998ccエンジンをダウンサイジング、排気量を779ccとしたことで街中から高速道路、そしてワインディング走行までをバランスよく楽しむことができる扱い易さを獲得しているフェーザー8。
ストロークはそのままに、ボアを縮小したことにより実質的にロングストローク化されたエンジンは、低回転域での燃焼効率とレスポンスに優れ、実用的なトルクをアイドリング付近から発生。さらに右手をひねれば爽快な中間加速と突き抜けるような高回転域の盛り上がりを堪能することができ、これぞ直4といった魅力に溢れるモデルに仕上がっています。また、国内向けFZ1をも上回る106.2馬力の最高出力と82.0N・mの最大トルクは逆輸入車ならではのアドバンテージと言えるでしょう。
これで価格は91万円(税引)。先日デビューを果たしたMT-09をはじめとして魅力的なモデルがひしめくこのクラスですが、そのなかにあっても相当な競争力があるモデルだと感じました。
本編の試乗レビュー編は近日配信予定です。お楽しみに!
【関連ページ】
プレストコーポレーション FAZER 8 製品概要
www.presto-corp.jp/lineups/14_fz8-s/index.php
【映像制作・配信】
MotoBasic
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