前作のヤマハ セロー250に引き続き、兄弟車トリッカーのインプレッションをお届けします。
あらゆる回転域で非常に扱いやすく粘り強い 排気量249cc、空冷4ストローク2バルブSOHCエンジンをセミダブルクレードルフレームに搭載しているという構成はセロー250と同様。しかしなが ら、フロント19インチ、リア16インチのホイールやダンピングの効いた前後足回りを採用したことによって、その走りは明らかに異質のものとなっていま す。車重は5kgも軽く、2次減速比、キャスター&トレールも異なるため、オンロードではライダーの意思にシャープに反応するハンドリングとトラクション がとても印象的。また、映像後半でもご紹介していますが、専用設計のタイヤが路面を問わず高いパフォーマンスを発揮してくれるので林道ツーリングも楽々こ なしてくれます。価格がセロー250よりもリーズナブルというのもポイント。オンロードがメインで、たまにはオフロードツーリングも試してみたいという方 にはお勧めの1台です。
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ヤマハ トリッカー
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