ヤマハが誇るオフロード車、セロー250に試乗しました。
極低速域でも驚異的に粘る排気量249cc、空冷4ストローク2バルブSOHCエンジンをセミダブルクレードルフレームに搭載。車重わずか130kgというコンパクトな車体ながら、フロントには本格的な21インチホイールを採用しています。そして、両者のコンビネーションによる驚くべき走破性を秘めていながら、あくまでも気楽に林道ツーリングを楽しめてしまうのがこのセロー250のすばらしいところ。極低速域でもエンストする気配すらみせない扱いやすいエンジンと21インチホイールの走破性を信頼していれば、景色を愉しむ余裕すら生まれてきます。映像冒頭、アイドリング音のバックに鳥の鳴き声が聞こえていますが、自然の中に入り込むバイクとして、むやみに周囲を刺激しない優しい雰囲気を持っているというのもセロー250らしい一面です。
ビッグオフやハイスピードモデルのスリル満点のオフロードツーリングも楽しいですが、「セロー250なら大丈夫」という安心感に満ち溢れた林道ツーリングも実に楽しいものです。ベテラン・ビギナー問わず多くのライダーにお勧めできる1台と言えるでしょう。
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ヤマハ セロー250
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