諸般の事情でカットした未使用素材を加え、さらに若干ですが映像品質を向上させることができたので、昨年2013年3月31日に公開したミシュランのスポーツラジアルタイヤ「パイロットパワー3」のレビューを再編集版としてお送りします。
オリジナル版はタイヤのレビューとしては大変多くの方に見ていただいたのですが、撮影当日は風がとても強くコメントが聞きとり辛い部分が多々あり、それがとても心残りでした。完璧ではありませんが、この再編集版では少々改善されていますので、どうぞご覧ください。
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ミシュランが発表したスポーツラジアルタイヤ「パイロットパワー3」のレビューをお送りします。テスト車両はヤマハが誇るスーパースポーツ「YZF-R1」2013年モデルです。
リアタイヤに2CT+(2コンパウンド・テクノロジー・プラス)という新技術を投入したミシュランのパイロットパワー3は、一般公道におけるスポーツツーリングをメインターゲットとしながらも、サーキット走行にも対応するハイグリップタイヤです。性能追求の割合は一般公道が85%、サーキット走行が15%とされていますが、サーキット専用の空気圧が設定されていることからも、そのスポーティなキャラクターがうかがい知れるところです。
YZF-R1に純正採用されている同じくミシュランのパワーピュアとの違いはハンドリングと大パワーを受け止めるフィーリング。驚異的な軽さと柔軟なトレッドにより、どこまでもシャープなステアリングレスポンスと強大なグリップ力が魅力のパワーピュアに対して、このパイロットパワー3は扱いやすいハンドリングとオールマイティな性能がチャームポイント。ステアリングレスポンスはやや穏やかで、タイヤ剛性の高さで大パワーを受け止めるようなフィーリングが持ち味だと感じました。「パワーピュアでは鋭すぎる」と感じていたライダーには最適なチョイスとなることでしょう。
このミシュラン・パイロットパワー3 を高速道路とワインディングロードでテストしてみました。
【関連ページ】
日本ミシュランタイヤ PILOT POWER 3
motorcycle.michelin.co.jp/twproduct/findProduct/moreProduct/324
【映像制作・配信】
MotoBasic
motobasic.com/