モデルチェンジごとにひたすら「パワー」と「コントロール性」に磨きをかけ、最高のサーキット性能を追求してきたカワサキのNinja ZX-10R。そして2011年モデルでは、ついにエンジンやフレーム、前後サスペンションを完全新設計。デビュー以来初となるフルモデルチェンジを実施した。新設計のエンジンはフルパワー仕様で147.1 kW(200PS)をマークするとともに、ピークトルクをより高回転域にシフト。リニアなパワーデリバリーと瞬時のピークパワー出力を実現している。車体もフレームの刷新により従来モデル比マイナス10kgと大幅な軽量化を達成。しなり特性の最適化とマスの集中を進めた結果、あらゆる状況下で高いコントロール性をキープしているという。また、ベースパフォーマンスを飛躍的に進化させるべく先進のテクノロジーにより完全武装。予測型レースタイプトラクションコントロールシステム「S-KTRC」 や、スーパースポーツ専用に開発された超高精度ABS「KIBS」がより高度な走りを可能としている。