【スライド速報】カワサキ、Ninja H2R を発表

ライダーの間ではかねてより話題となっていたカワサキのNinja H2Rがついにインターモトで発表されました。
このご時世にスーパーチャージャーを搭載し、約300馬力を発生する排気量998cc・水冷・4ストローク・4バルブ・DOHCエンジンを採用しているというだけでも十分に刺激的ですが、車体デザインもカワサキらしく我々の想像を遥かに超える仕上がりとなっています。まだ、アナウンスされている情報は多くはありませんが、実車の登場が待ち遠しいですね。

【以下、プレスリリースより抜粋】
「誰も体感したことのない加速力の提供」。これが、Ninja H2Rの開発の出発点だった。カワサキが掲げる理念のひとつ「Fun to Ride」。様々なモーターサイクルの楽しみ方があるなかで、加速力は大きなファクターを占めているとカワサキは考えた。Ninja H2Rは、リッタークラスのスーパースポーツモデルと同等のコンパクトなエンジンに、スーパーチャージャーを組み合せることで300 PS以上の高出力を実現。

パワーの源であるスーパーチャージャーは、川崎重工業 (KHI) Groupであるガスタービン&機械カンパニーの技術移管のもと、モーターサイクル用に適応、発展させた完全自社製のスーパーチャージャーとなる。また、スーパーチャージャーだけでなく、エンジン本体の設計や車体設計にもカワサキグループカンパニーの最新技術とノウハウが随所に採用されている。例えば、超高速域での安定性を確保するために配されたCFRP(カーボンファイバー)製のアッパーとロアウイングは、航空宇宙カンパニーのノウハウによって形状選定を行った。アッパーフェアリングの中央部先端に輝くカワサキリバーマーク*が、グループ一丸となって開発に当たった証。

そして、その名には、モーターサイクル史に残るカワサキのパフォーマンスアイコン、2台の名を冠した。一台は2ストロークの748.2cm3トリプルエンジンから生み出される強烈な加速力で世界にセンセーションを巻き起こした750SS Mach IV、別名『H2』。「誰も体感したことのない加速力の提供」を掲げた、同モデルにこれ以上に相応しい名前は無い。Built Beyond Belief。2014年、カワサキはもう一度世界中にセンセーションを巻き起こす。

*長年KHIグループで使われてきたカワサキのマーク。モーターサイクルでは1960年代にW1などに使用された。

【SPECIFICATIONS】
Ninja H2R
エンジンタイプ スーパーチャージド 水冷4ストローク4気筒
排気量 998cm3
過給器タイプ セントリーフューガル式スクロールタイプ
最大出力 約300PS
フレームタイプ トレリス構造
タイヤ F:120/600R17(レーシングスリック)
R:190/650R17(レーシングスリック)

【NOTE】
・本モデルはクローズドコース・モデルです。
・本モデルは量産車です。(発売開始時期未定/価格未定/仕様は変更する可能性有り)
・一般公道走行仕様車をEICMA(ミラノショー)で公開予定です。

【関連ページ】
カワサキ Ninja H2R スペシャルサイト
www.ninja-h2.com/

【映像制作・配信】
MotoBasic
motobasic.com/