285度クランクの2気筒エンジンは表情豊かで高速道路も飽きない!ただし惜しいポイントも・・・ハスクバーナ・スヴァルトピレン801・バイク試乗インプレ Husqvarna SVARTPILEN 801

285度というやや変則的なクランクの角度(位相)を採用した並列2気筒エンジンを搭載(メーカー表記は75度)。その表情はスロットル開度や選択しているギアにより刻々と変化し、360度や180度とも違う味わい。近年流行している270度クランクよりもトルク変動や振動の振幅が大きく、それでいて波形の頂点がキッチリと丸められているので、どんなシチュエーションでもライダーを飽きさせることがありません。意外にも車体や足回りはしなやかな印象で、目を三角にして峠道を攻めるというよりはイージーライディングが似合っているという印象でした。

ということで、今回はハスクバーナ・スヴァルトピレン801に試乗したので、その後編(高速道路編)をお送りします。