2021年1月13日、千葉県で開催されたホンダ新型CRF250LおよびCRF250RALLYの試乗会にて収録したCRF250 RALLY〈s〉の試乗ショートレビューをお送りします。
~以下、ホンダWEBサイトより抜粋~
【ラリーレーサーを彷彿とさせる堂々たるスタイリング】 大きく張り出したシュラウドから、シャープに跳ね上がるリアカウルまで。その流れるようなフォルムには、ダイナミックなデザインにより力強さを感じさせるストライプを採用。左右非対称の二眼LEDヘッドライトや大型のウインドスクリーンなど、ダカールラリーで活躍する“CRF450 RALLY”を彷彿とさせる姿が、クラスを超えた存在感を醸し出す。 2020年ダカールラリーを制覇したTeam HRCのラリーレーサー「CRF450 RALLY」のDNAを受け継ぎ誕生した CRF250 RALLY。極限に挑むレースシーンで磨き上げられた機能美を追求したスタイリング、優れたウインドプロテクション性能を備えた旅の相棒として、どこまでも走り続けるライダーの期待に応える。
【どこまでも続く道を、爽快に走りきる】 軽快なハンドリングを追求するとともに、ライダーの上半身への風圧を低減する大型のウインドスクリーンや、走行風によりエンジン/ラジエーターからの熱気を逃すスリット入りのシュラウドなどを採用。長距離の移動でもライダーへの負担が少ない快適な巡行性能を目指した。
【あらゆるシーンで快適な乗り心地を】 街乗りから林道ツーリングまでオールマイティーに走りこなせるよう、ライディングポジションには快適さや取り回しの良さを追求。オフロードブーツを履いた状態でも、足元や膝まわりには余裕をもたせる設計とした。
【力強さと扱いやすさを両立させたエンジン】 エンジンは、249cm³水冷4ストロークDOHC単気筒。新設計したエアクリーナーボックス/エキゾーストパイプ/マフラーの採用と、点火時期の最適化により、低回転域からリニアに力強く反応するコントローラブルなエンジン特性を目指した。さらに、バルブタイミングを変更することで低・中回転域での出力&トルク向上を図っている。
【よりスムーズな走りにつながるアシストスリッパークラッチ】 クラッチレバーの操作荷重軽減(従来比20%低減)に貢献するアシスト機能と、シフトダウンに伴う急激なエンジンブレーキによる後輪ホッピングを軽減するスリッパー機能を備えたクラッチ機構である、アシストスリッパークラッチを新採用。これにより扱いやすさをさらに高め、より快適でスムーズな操作を実現している。
【剛性と軽さを両立したフレーム&スイングアーム】 しなやかさと路面からの入力を受け止める最適な剛性バランスと軽量化を実現するために、スチール製のツインチューブフレームをはじめ、スイングアームやアルミ鍛造ボトムブリッジなど多岐にわたる部品を新設計。ABSを標準装備しながら、従来モデルから4kgもの軽量化を実現した。また、エンジン搭載位置やドレンボルト配置を変更することで30mm引き上げた最低地上高やストロークを10mm伸長させたフロントサスペンションなどにより、オフロードにおける走破性能の向上も追求した。
【路面を捉える、しなやかな足まわり】 サスペンションは前後ともに260mmのストロークを確保して衝撃吸収性を向上。フロントはボトムブリッジの素材をスチールから軽量なアルミ鍛造材に変更。プロリンク式のリアサスペンションはリンクレシオ最適化のためリンクやコンロッドを新設計。しなやかにたわむことで接地感のある操縦性を生み出す最適な剛性と、板厚変更による軽量化を追求したアルミ鋳造一体型スイングアームとあいまって、路面追従性とともに安定感のある乗り心地を実現している。
【様々なシーンにおいて、扱いやすく】 前後ブレーキにはウェーブ形状のディスクローターを装備。ホイールリムは、ブラックアルマイトにポリッシュ加工を施して仕上げた。また、フロント/リアの中空アクスルシャフト採用や、ドリブンスプロケット締め付け部の肉薄化、取り付けボルトのサイズダウン、モトクロッサーと同構造のカップ一体型リアブレーキマスターシリンダーなど、多岐にわたる部品の軽量化を突きつめ、運動性能の向上を図っている。
【オフロード走行にも対応したABS】 不意なブレーキ操作時やブレーキング中の急な路面変化によるタイヤロックを抑制するABS(アンチロック・ブレーキ・システム)を標準装備。オフロード走行時にはリア側のABSをオフにできるモード切り替え機能付きとなっている。
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