日本のメーカーが開発・製造・販売する画期的なバイク用オーディオシステム「addSound (アドサウンド)」をテストしたのでそのレビューをお送りします。
最大の特長は何と言ってもその高音質。骨伝導の仕組みを応用し、ヘルメットのシェル自体を振動させて音を奏でる方式なので耳を塞がず、小型スピーカーを採用している一般的なインカムなどとは一線を画す音質です。また、頭を取り囲むヘルメットのシェルから音が出るため、比較的自然な音像定位を実現しているのも優れたポイントと言えるでしょう。製品同士の通信機能を持たないため、一般的なインカムとはやや立ち位置が異なりますが、そのコンセプトを正しく理解して購入すれば満足度の高い製品だと感じました。
~以下、addSound公式WEBサイトより抜粋~
【あなたのヘルメットをスピーカーに変える新発想のBluetoothオーディオ】
addSound は、エキサイター(振動型スピーカー)でヘルメットを振動させスピーカーにしてしまう新発想のシステムです。ヘッドフォンと違い耳を塞がない形になり、スピーカーを通して音を聞くカーオーディオと近い音環境を作り上げます。
【耳をふさがないから、周りの音が聞こえる】
バイクを安全に運転する上で、周囲の音は大切な要素の一つです。addSound は、企画の段階から「安全」を最優先にしているため「周囲の音」が聞けることを絶対条件として開発を行ってきました。ヘッドフォンやイヤフォンタイプと異なり耳を塞がない仕組みなので、音楽や音声ナビを聞きながらでも周りの音が聞こえます。また直接耳にスピーカーやイヤフォンが触れないので長時間の使用でも快適です。音量の調整は、addSoundが走行状態や周りの音の状態を判断しながら自動で行います。
【操作はとっても簡単。状況を判断してaddSoundが賢くサポート】
addSound は「快適・簡単」を実現するために、加速度センサーやマイクセンサーを搭載しています。これらのセンサーによりライダーの状況を判断しています。
【専用マイクをつければ、走行中の通話やスマホの音声操作も可能に】
専用マイクをつけるだけで、addSoundの可能性が一気に拡がります。電話の通話はもちろん、LINEやFacebookメッセンジャーを使ったグループ通話や音声アシスタント(Siri、Googleアシスタント)をタップ操作で呼び出してスマホの操作ができるようになります。
【シンプルデザイン。色は2色。もちろん防水】
addSound は色々なヘルメットにつけてもフィットするように、装飾的なものは排し、機能美あふれるシンプルで飽きのこないデザインに仕上げています。
【取り付けも簡単。気分でヘルメットを変えられます】
複数のヘルメットに取付プレートを貼り付けておけば、その日の気分でヘルメットを選びaddSoundを取り付けられます。
【重さはたったの「198g」。1日のツーリングも 余裕のバッテリー】
ヘルメットの後部に取り付けていても気にならない重さにするため、パーツやバッテリーの吟味をし現在の重さを実現しています。1日もつバッテリーの容量を模索した結果、リチウムポリマー充電池 3.7V – 1000mAh を採用しました。充電はマイクロUSB。フル充電の時間は約2時間です。
【関連ページ】
addSound公式 www.addsound.jp/
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