YZF-R6 (ヤマハ/2017) バイク試乗レビュー予告編・外観紹介

ついに登場したヤマハ・ミドルクラススーパースポーツのニューモデルYZF-R6にじっくりと試乗することができたので、そのレビュー予告編として外観とディティールをご紹介します。

試乗レビューは近日公開予定です。

~以下、プレストコーポレーションWEBサイトより抜粋~
9年ぶりのモデルチェンジとなるNewYZF-R6は、”?Furious track master?”をコンセプトに開発され、最新の軽量化技術を織り込みつつ1クラス上のYZF-R1と同型パーツを投入するなど、サーキットポテンシャルを高次元に引き上げ、スタイリングは”Thrilling Beauty”をテーマに一新されデザインと性能を合わせ持つ”次世代のR-DNA”を具現化している。

【TCS、QSSなど最新電子制御技術でさらに進化したエンジン】
コンパクトな3軸配置でボア×ストローク67.0mm×42.5mm、圧縮比13.1:1の水冷4ストロークDOHC並列4気筒・4バルブエンジンは、従来のツインインジェクター採用電子制御スロットルYCC-T、回転数・スロットル開度に応じファンネル長をロング/ショートに切り替える可変吸気管長機構YCC-I、リアホイールのホッピングやロックなどを防止しコーナーリング時の姿勢制御を助けて滑らかな進入性を引き出すスリッパークラッチ、コンパクトなラムダセンサー付き三元触媒内蔵のミッドシップマフラー、排気管内の排気脈動を制御して吸排気効率アップを図る軽量・コンパクト設計のEXUP(エグザップ)に加え、加速時に後輪タイヤの駆動力を効率よく引き出すTCS(トラクションコントロールシステム)、機敏で滑らかなシフトアップ操作を支援するQSS(クイックシフターシステム)を新たに採用。
TCSは発進時などで後輪がスリップ・ホイールスピンを起こす兆候を検知し、添加時期、燃料噴射料、スロットル開度(YCC-T)を統合制御。ライダーのテクニックや走行環境に応じ、介入度を最大から最小まで6段階とOFF(介入なし)まで、ハンドルスイッチのTCSボタンで自由に選択が可能で、作動時にライダーが違和感を憶えることのない作動特性の穏やかな自然なセッティングとして滑らかな発進性・走行性を支援する。またタイヤ摩耗による接地半径やグリップ力の変化に対する補正機能を実装している。
QSSはシフトペダルの動きをシフトロッドに設けたスイッチが検知し、ECUの演算によってエンジン出力を補正することでドッグクラッチに噛み合っているギアの駆動トルクを瞬間的にキャンセル、シフトアップ操作を支援する。現行YZF-R1と同様の仕組みである。
なおアルミ鍛造ピストン、高い信頼性を持ち馬力ロスを低減するチタン製吸排気バルブ、マグネシウム性ベッドカバー・ケースカバー、チタン製サイレンサーなど、従来モデルの優れた特長を引き継いでいる。

【上位クラスと同型パーツが投入されグレードアップされた車体廻り】
サスペンションはフロントフォークに従来のインナーチューブ41mm径から大径化され、専用セッティングが施されたYZF-R1同型の43mm径のKYB製倒立式サスペンションを採用、φ25mmのフロントアクスルシャフトなどYZF-R1と同型パーツと専用設計のアンダーブラケットで支持され、適切な減衰力の発生と良好な接地製に貢献している。
フロントブレーキもYZF-R1と同型で従来の310mmから320mmに大径化、モノブロック4ピストン、2パッド対向型キャリパーでアルミピストンと高剛性・軽量化を推進、ニッシン製ラジアルマスターシリンダーとの組み合わせで優れた制動力を引き出している。
サスペンションはフロントフォークに従来のインナーチューブ41mm径から大径化され、専用セッティングが施されたYZF-R1同型の43mm径のKYB製倒立式サスペンションを採用、φ25mmのフロントアクスルシャフトなどYZF-R1と同型パーツと専用設計のアンダーブラケットで支持され、適切な減衰力の発生と良好な接地製に貢献している。リアサスペンションは新設計となるKYB製ショックユニットを採用。
フロントブレーキもYZF-R1と同型で従来の310mmから320mmに大径化、モノブロック4ピストン、2パッド対向型キャリパーにアルミピストンと高剛性・軽量化を追求、ニッシン製ラジアルマスターシリンダーとの組み合わせで優れた制動力を引き出している。
ホイールはフロントが北米仕様YZF-R1Sと同型で軽快なデザインの5本スポークアルミキャスト製で、リアは現行型をベースに速度検出用センサーローターを追加し、これらに車両とのマッチングに優れた専用開発の新タイヤを装着している。

【サーキットポテンシャルを高めた新型タンクとシートデザイン】
17リッターの容量を持つフューエルタンクは軽量化と乗車姿勢の自由度を高めるため、ニーポケット部を抉り素早いライダーの動きにマッチするアルミ製。従来の鉄製と比較し1.2kgの軽量化を果たしている。
このニーポケット部の深い抉れなど複雑なタンク成形は、縮みにくいアルミ材では従来困難だったが、プレス成形後にロボットによるCMT(Cold Metal Transfer)溶接と溶接機アームが入り込めない裏側を熟練スタッフが手作業で溶接、強度と密封性を得るとともに背面溶接跡のないアルミならではの美しい仕上がりを実現している。
シートレールもスポーツ走行に於けるライダーの機敏な動作を支えるため、スリムな新作CFマグネシウムダイキャスト製。シート前端部のリアフレーム幅を20mmスリム化し、それに合わせてシートも新設計。乗車位置の自由度を増やしながら上面の傾斜をなだらかにすることで太腿部分の形状を最適化、ニーグリップしやすいタンクと相まってライダーアクションと足つき性、フィット感を両立させている。

【関連ページ】
プレストコーポレーション ヤマハ YZF-R6スペシャルサイト
www.presto-corp.jp/YZF-R/R6/

プレストコーポレーション ヤマハ YZF-R6製品概要
www.presto-corp.jp/lineups/17_yzf_r6/index.php

【映像制作・配信】
MotoBasic
motobasic.com/
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