ヤマハLMWの最新モデル「TRICITY300(トリシティ300)」に試乗することができたのでそのレビューをお送りします。車体の自立を補助してくれる「スタンディングアシスト」が話題となっているこのモデルですが、もっとも重要なのはLMW化された車体の進化だと感じました。詳しくは映像本編にて。
~以下、ヤマハ発動機販売のWEBサイトより抜粋~
フロント二輪、そしてリア一輪。ユニークで先進的なLMWテクノロジーは、さまざまな路面状況でライダーのテクニックを効果的にアシストし、爽快感と安定感を両立します。主に「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」で構成されるLMWテクノロジー。「パラレログラムリンク」は、コーナリング時にフロント二輪と車体を同調させ、リーンさせる機能です。二輪の接地幅の変化も少なく、バイクで馴染みのある自然な操作感と乗りやすさを味わえます。フロントホイール内側に片側2本ずつのフォークを持つ「片持ちテレスコピックサスペンション」は、軽快な走りに貢献。左右それぞれに設けられたタンデムフォークが、自然なハンドリング特性と優れたクッション性も実現しています。
水冷292cm3エンジンは、走る楽しさと環境性能の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想“BLUE CORE”に基づき開発。排気量を292cm3とすることで、市街地から高速道路まで余裕のある爽快な走りを実現しています。さらに、発進停止が連続するシティユースに配慮したFIセッティングは、優れた加速性能も実現しています。またトラクションコントロールシステムを装備し、さまざまな路面状況下での滑らかな発進を、自然なフィーリングでサポートします。
新フレームは、しなやかな乗り味と安定感を実現するための専用設計。細径パイプと板材を組み合わせることで強度・剛性バランスを最適化し、ステアリングパイプとフレームの接合部分を箱型とすることで高剛性を確保しています。エンジン懸架はリンク式で、懸架ポイントを最適化。不快な振動を軽減しています。
車体の傾きを制限し、自立をサポートするスタンディングアシストをヤマハモーターサイクル市販モデルとして初採用しました。一定の条件を満たした状態※1でライダーのスイッチオン操作により、パラレログラムリンク上部アームに装備した専用キャリパーが作動。オンでスタンディングアシストディスクが固定され、車体の傾きを抑えます。車体を軽く支えるだけで停車でき、再発進もスムーズに行えます※3。また、サスペンションの伸縮機能とは完全に独立。押し歩き時に小さな段差を乗り越えたり、狭い場所での切り返し、車庫への車両の出し入れなど、押し引きする際の扱いやすさを高めています。
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