ヤマハ TMAX560 TECH MAX ABS 試乗レビュー YAMAHA TMAX 560 TECH MAX ABS TEST RIDE

ヤマハのニューモデル「TMAX560」の上級グレード「TECH MAX」に試乗することができたのでそのレビューをお送りします。 スクーター的なデザインを纏っていながら、その中身は現代的なモーターサイクルそのものといった構成となっているこのモデル、久しぶりに試乗しましたが、やはりその走りはスクーターではありませんでした。詳しくは映像本編にて。

~以下、ヤマハ発動機販売のWEBサイトより抜粋~

【エンジン】 スポーティで軽快な動力性能のさらなる向上を図り、軽量感を維持しながら排気量を最大化。561cm3へと拡大した新エンジンにより、パワフルかつ低振動で質感の高い動力性能を実現した。扱いやすさをそのままに、中高速での加速性、ライダーの意図通りに操れる駆動力特性(スロットルと駆動力のリニアリティ)を改善。排気量の最大化を図りながら、吸排気系および動弁系などの見直しにより低速から高速に渡る全域で駆動力を向上した。また、路面状況や好みに応じてON/OFF選択が可能で、滑らかな発進性・走行性をサポートするトラクション・コントロール・システム(TCS)を装備。さらに、走行環境や好みにより「Tモード(市街地での扱い易さを重視)」「Sモード(パワー感・スポーティな走行フィーリングを重視)」を選択できる、D-MODE(走行モード切替システム)も搭載。加えてO2フィードバック制御と新たにツインタイプの触媒装着などにより浄化性能をさらに向上、新たな環境規制にも適合している。

【フレーム】軽量アルミ製ダイキャストフレームと、アルミ製のリアアームを装備。軽量感を維持しながら排気量を拡大した新エンジンは、ダイヤモンドフレームにリジッド懸架し高い車体剛性を維持している。加えてサスペンション系を最適化、さまざまな走行環境に対応する良好なハンドリングに寄与し、スポーツ性とユーティリティ性を高次元で調和させている。

【ベルトドライブ駆動】2次駆動ベルトは、軽量で強度に優れたカーボン系繊維・25mm幅ベルトを装備。スロットル操作に対しリニアに駆動力を引き出すことができ、マン・マシン一体感のある走行フィーリングに貢献している。また新エンジンに合わせ変速特性をハイギヤード側へ再設定し、定常走行時のエンジン回転数を抑制。上質感があり、ビジー感のない走行フィーリングを実現した。

【サスペンション】 フロントは、41mm径インナーチューブの倒立式サスペンションを装備。新たに減衰力特性などを最適化し、良好な乗り心地、路面追従性、素直なハンドリング特性などに貢献している。リアには、セッティングを最適化したリンク式モノクロスサスペンションを装備。ショックユニットとリアアーム間に設けたリンクの働きで、ショックユニットの伸縮にあわせ低荷重時はソフトに、高荷重時にはハードに減衰力を得られるようレバー比を設定。さらにロングタイプのリアアームはリアサスペンションの動きや駆動感が、心地よくライダーに伝わる設計とした。なお、ショックユニットはモノチューブ式(ガス型)で、TECH MAXではスプリングプリロードと伸側減衰力の調整機能を装備している。

【関連ページ】 www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tmax/