今年、2021年にマイナーチェンジを受け、新型となって登場したMT-07。前回の高速道路に引き続き峠道で試乗したのでそのレビューをお送りします。第一印象としては、「こんなにトルク太かったっけ?」という感じ。初代に試乗したときは路面が濡れていたので、トラクションの良さにずいぶん助けられたという思い出があるのですが、ドライで乗るとこのエンジン、トルクが太くまさに「マスターオブトルク」。マイナーチェンジとは言うものの、ECUやFIセッティング、吸気系・排気系にも変更が加えられている模様で、より操縦しやすくなったのと同時にスポーティさが上乗せされたと感じました。詳しくは映像本編にて。
~以下、ヤマハ発動機のウェブサイトより抜粋~
【リニアなレスポンス特性に磨きをかけたエンジン】
ライダーのスロットル操作に対しリニアなトルクを創りだす“クロスプレーン・コンセプト”に基づいた、688cm3・水冷・直列2気筒・270度クランク・フューエルインジェクション搭載エンジン。80.0mm×68.5mmのボアストローク、11.5:1の圧縮比から、最高出力を8,750r/minで、最大トルクを6,500r/minで発揮。力強さを追求したパワーやトルク値はもちろん、低速域でのリニアなレスポンス、粘り強いトルク特性を獲得することで卓越した扱いやすさ、コントロール感を実現。頻繁なギアチェンジを繰り返すことなく、アクセルのオン・オフで爽快な走りを楽しめる。
【優れた制動力を発揮する新ブレーキ&走りを向上させる新ラジアルタイヤ 】
フロントには新たに298mm径のディスクブレーキ(対向ピストン・4ポットキャリパー/ラウンドディスク)を、リアは245mm径ディスクブレーキを採用。10本スポーク型の軽量アルミ製キャストホイールには、グリップ感、軽快感、ウェット性能に優れた新ラジアルタイヤを装着。また、ABSを標準装備している。
【フロントサスペンション&リアサスペンションユニット】
スポーティな走りに対応した、41mm径インナーチューブの正立式フロントサスペンションを装備。また、ブラックスプリングを採用したリアサスペンションには、プリロード調整機能と伸側減衰力調整機能を備えた。扱いやすいハンドリング特性、自然な操舵感に加え、ライダーへのより明確なフィードバック、優れたパフォーマンスに貢献している。
街中からワインディングまでより軽快な走りを楽しめるよう、ライディングポジションを変更。アルミ製テーパーハンドルは左右幅を従来モデルより32mm広くし、高さを12mmアップ。デザインを一新し、ホールド感を増したタンクカバーと合わせ、ライダーが操る楽しみを向上させた。
【軽快な走りを楽しめるライディングポジション】街中からワインディングまでより軽快な走りを楽しめるよう、ライディングポジションを変更。アルミ製テーパーハンドルは左右幅を従来モデルより32mm広くし、高さを12mmアップ。デザインを一新し、ホールド感を増したタンクカバーと合わせ、ライダーが操る楽しみを向上させた。