手が届くフルスペック!スズキ・ Vストローム1050XT・試乗レビュー(ダート・林道も行けちゃうヨw) SUZUKI V-Strom 1050 XT TEST RIDE

*2020年7月12日追記 映像終盤に表記したスペックに誤記がありました。正しい数値は下記の通りです。お詫びして訂正させていただきます。

内径×行程 / 圧縮比 100.0mm × 66.0mm / 11.5:1 最高出力 78kW〈106PS〉 / 8,500rpm ————————————————————————————

ようやくスズキのVストローム1050XTに試乗できたので、そのレビューをお送りします。これだけの内容と装備で価格は150万円ちょっと。その満足感とコスパの高さは驚異的だと感じました。

~以下、スズキのウェブサイトより抜粋~

低回転から豊かなトルクを発生する扱いやすいパワフルな90°VツインDOHC4バルブエンジンを搭載。市街地での走行から、ロングツーリングまで幅広く楽しめる快適なパフォーマンスを実現。冒険心溢れるスズキ伝統のスタイリングイメージを継承しながら、軽快なハンドリングとツーリングでの高い快適性を備えたスポーツアドベンチャーツアラー新世代のV-STROM1050/XTが誕生。

様々な走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)を装備。S.I.R.Sは、モーショントラックブレーキシステム、ヒルホールドコントロールシステム、スロープディペンデントコントロールシステム、ロードディペンデントコントロールシステム、クルーズコントロールシステム、スズキドライブモードセレクター(SDMS)、トラクションコントロールシステムを搭載。長距離ツーリングや日常生活で求められる使いやすさと利便性を向上させた。

軽量コンパクトな直径49mmの電子制御スロットルボディを搭載。完全にワイヤーケーブルが無いタイプとしながらも、構造の改良によって、リニアでスムーズなスロットルフィーリングを実現。前後シリンダーには、それぞれ独立したスロットルボディを装備。正確な制御を行うためバタフライバルブを作動させる独自のモーターを搭載。これにより、低回転時のアイドリングをより安定させることが可能となり、よりリニアなスロットルレスポンス、全回転域における排出ガス低減し、優れた環境性能にも貢献する。

新たにボッシュ製の6軸IMUを採用。ピッチ、ロール、ヨーの3軸の角速度センサー(ジャイロメーター)と前後、左右、上下の3軸加速度センサーを1つのコンパクトなユニットに装備。車両の動きをリアルタイムに検出することにより、モーショントラックブレーキシステム、ヒルホールドコントロールシステム、及びスロープディペンデントコントロールシステムを制御。

水冷DOHC1036cm3 90°Vツインエンジンは、低回転から豊かなトルクを発生し、高回転までスムーズに吹けあがる扱いやすい特性。高いパフォーマンスと環境性能を両立させたエンジンは、令和2年国内排出ガス規制に対応。大排気量Vツインエンジンならではの、鼓動感とパワフルな走行フィーリングで走る楽しさを実現。

フロントには、剛性が高く、直径43mmKYB製倒立フロントフォークを採用。無段階のダンピングアジャスターとスプリングプリロードアジャスターを装備。リヤには、KYB製リンク式モノショックリヤサスペンションは、工具なしでスプリングプリロードを調整が可能な、ノブ式プリロードアジャスターを採用。伸び側減衰力調整機構も装備し、二人乗りや荷物の積載状況、路面状況に合わせた細かなセッティングを行うことができる。

「V-STROM1050XT」のアルミニウムワイヤースポークホイール、「V-STROM1050」には、10スポークアルミニウムキャストホイールを装備。高い快適性と爽快な乗り心地を提供。タイヤは、フロント110/80R19、リヤ150/70R17の専用設計されたブリヂストン製BATTLAX Adventure A41を採用。軽快なハンドリングと高いグリップ力に貢献する。 軽量のアルミ製ダイヤモンドフレームは、安定感あふれる走りと操作性を追求することで、優れた剛性バランスを実現し、アルミ製スイングアームと相まって高い直進安定性とコーナリング性能を提供。

【関連ページ】 www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/dl1050rcm0/?page=top