ミシュランが発表した最新スポーツラジアルタイヤ「パイロットパワー3」のレビューをお送りします。テスト車両はヤマハの誇るスーパースポーツ「YZF-R1」2013年モデルです。
リアタイヤに2CT+(2コンパウンド・テクノロジー・プラス)という新技術を投入したミシュランのパイロットパワー3は、一般公道におけるスポーツツーリングをメインターゲットとしながらも、サーキット走行にも対応するハイグリップタイヤです。性能追求の割合は一般公道が85%、サーキット走行が15%とされていますが、サーキット専用の空気圧が設定されていることからも、そのスポーティなキャラクターがうかがい知れるところです。YZF-R1に純正採用されている同じくミシュランのパワーピュアとの違いはハンドリングと大パワーを受け止めるフィーリング。驚異的な軽さと柔軟なトレッドにより、どこまでもシャープなステアリングレスポンスと強大なグリップ力が魅力のパワーピュアに対して、このパイロットパワー3は扱いやすいハンドリングとオールマイティな性能がチャームポイント。やや穏やかなハンドリングとタイヤ剛性の高さが大パワーを受け止めるようなフィーリングで、「パワーピュアでは鋭すぎる」と感じていたライダーには最適なチョイスとなることでしょう。
今回はこのミシュラン・パイロットパワー3 を高速道路とワインディングロードでテストしてみました。
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日本ミシュランタイヤ PILOT POWER 3
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