2011年10月7日、Kawasakiの海外輸出用2012年モデル”Ninja ZX-14R”がメディアに公開され、その撮影会が東京都内で行われました。
今回はその時の模様を映像でお届けします。
当日は撮影のみが許可されていたため、試乗することはできませんでしたが、エンジンの始動シーンをはじめ、じっくりとその姿をビデオカメラに収録。
シャープな輪郭が強調されたボディデザインや、適度なボリュームと緊張感をともなうライディングポジション、そして、1400ccもの大排気量とは思えないスムーズで軽やかなエンジンが非常に印象的でした。
なお、この映像の撮影時点ではスペックや仕様、発売時期などは公表されていませんが、WEBサイトにて発表された主な特徴は下記の通りです。
【アルミニウムモノコックフレーム】
エンジン上部を渡るアルミニウムモノコックフレームにより、大排気量モデルながらスリムな車体パッケージを実現する。最新モデルでは、高出力化した新エンジンを搭載するにあたりフレームを刷新し、剛性バランスを最適化した。高い剛性感としなやかさが絶妙にバランスするフレーム特性は従来モデルを踏襲する。
【カワサキ史上最強の量産エンジン】
ストローク量を4mm延ばして排気量を1,352cm3から1,441cm3へと拡大した水冷4ストローク並列4気筒エンジンを搭載。新しくなったパワーユニットは、従来モデルを凌ぐ強烈な加速性能を発揮するとともに、全回転域においてトルクアップを実現。中速回転域から高速回転域にかけての性能向上は、特に顕著となっている。
【シリーズ初採用のバックトルクリミッター】
増大したトルクに合わせ、クラッチにはバックトルクリミッターを初採用。過度なエンジンブレーキによるリアタイヤのホッピングを軽減し、スムーズなシフトダウンに貢献する。