CB1000R (ホンダ/2018) バイク試乗ショートインプレ・レビュー・試乗会ダイジェスト

2018年4月19日、静岡県の御殿場付近で開催されたホンダ報道試乗会において収録した新型CB1000Rの試乗ショートレビューをお送りします。

~以下、ホンダモーターサイクルジャパンのWEBサイトより抜粋~

【さらなる高揚感を求めて。998cm³・水冷DOHC直列4気筒エンジン】
トルクフルなパワーフィールと高いコントロール特性を発揮する、998cm³・水冷DOHC直列4気筒エンジン。燃焼室形状と鍛造ピストンの頭部形状を見直すことで圧縮比を11.6に設定。動弁系では、インレットポートを拡大するとともにバルブタイミング/リフト量をチューニング。さらに各パーツの軽量化も行い、豊かな低中速トルクによるアグレッシブな出力特性を追求した。

【低回転域からのレスポンス向上を追求】
吸気抵抗を低減させ吸入空気密度を高めるため、エアクリーナーボックスを新設計。また、ボア径をφ44mmに設定したスロットルボディーにより吸気効率の向上を追求。低回転域からのスロットルレスポンス向上と力強いパワーフィールに寄与している。さらに吸気ダクトカバー上部にスリットを設けることで、スロットル操作にリンクして高鳴る吸気音をライダーに聞かせ、吹け上がるエンジン回転を体感できる演出を施した。

【強さと軽さを両立した新設計のモノバックボーンフレーム】
フレームボディーは、スリムな車体により良好な足つき性をもたらすモノバックボーン形式。素材には靭性に富んだ高張力鋼を採用し、リアサスペンションの上側ブラケット位置を調整するなど各部を新設計した。またアルミダイキャスト製シートレールも新たに設計し、フロントアクスルからボディー後端までの長さを短縮。マス集中化とともに、力強く凝縮感のある新世代CBのシルエット実現に寄与している。

【機能を分担させ性能を発揮する、SFF-BP倒立フロントフォーク】
市街地、高速道路、ワインディングといった、様々な道におけるスピードレンジを想定し、軽快で上質なライディングフィールを追求するためショーワ製SFF-BP倒立フロントフォークを採用。左側フォークに減衰機構とスプリングを装備し、右側フォークにスプリングのみを装備したS.F.F.(Separate Function front Fork)により、摺動抵抗の低減と車体の軽量化に貢献する。また減衰機構はピストン径を拡大したBig Piston Front Fork構造。あらゆる速度域において安定感の高い減衰力が得られることを目指した。

【路面追従性に貢献。分離加圧式リアサスペンション】
分離加圧式を採用したリアサスペンションには、減衰力特性のチューニングと軽量化を行った。ダンパー内のオイルと空気が混ざるのを防ぐことで減衰力を安定化。高い路面追従性による上質なライディングフィールを追求。また、スプリングに高強度材を用いることで軽量化も実現している。

【関連ページ】
ホンダ・CB1000R 製品概要
www.honda.co.jp/CB1000R/

【映像制作・配信】
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