2021年3月3日、ホンダが逗子市周辺で開催した報道試乗会にて収録したレブル1100 DCTの試乗ショートレビュー【後編】をお送りします。
~以下、Honda WEBサイトより抜粋~
【風格の中に洗練と気品を感じさせるデザイン】 ヘッドパイプから後輪まで貫かれた一本のラインと、太い丸パイプで構成されたフレームとスイングアームが重厚感と力強さを演出。タンク後部からシート下にかけてのくびれ形状により、車体単体の美しさとともに、人馬一体を叶える堂々としたスタイリングとした。また、隅々まで質感や触感を追求した装備が、シンプルでありながら先進性と気品を与えている。
【エレガントでありながら、スポーティー】 フューエルタンクや前後フェンダーはエレガントなグロスカラーを採用。さらにフューエルタンクはさりげないツートーンとし、陰影をつけることで造形に深みを持たせ、見る者に洗練された印象を与える。また、ブラックアウトを徹底した機能部品が足まわりを引き締め、優美でありながらスポーティーさも兼ね備えている。
【快適性と風格あるスタイルを追求】 ホイールベースはロングライドもワインディングも快適な設定とし、威風堂々としながらもスマートな乗車姿勢を演出。ステップのポジションとハンドル幅を最適化することで、乗車時の心地よさを追求した。さらに、フロントフォーク角は寝かせた角度に設定しクルーザーらしいスタイリングを表現しながらも、トレール量を最適化したキャスター角に設定することで直進安定性とニュートラルなハンドリングを両立。バンク角を確保することで、スポーティーな走行も楽しめる。
【心地よさと力強さを両立した1,082cm³水冷直列2気筒エンジン】 低回転では小気味よい鼓動を味わうことができ、ひとたびスロットルを開いて高回転域へと向かえば力強さを感じられる1,082cm³水冷直列2気筒エンジン。ユニカムバルブトレインとクランクケース内蔵オイルタンク式ドライサンプ構造を採用し、マスの集中に貢献している。バルブタイミングの最適化などにより、力強い走りとともにそのエンジンの鼓動が楽しめるパルス感を演出する。不等間隔爆発が生み出すトラクション性能とともに、心地良くリズミカルなフィーリングを追求した。
【ライダーの感覚に近づけたDual Clutch Transmission(DCT)】 2組のクラッチの切り替えにより、駆動力に途切れのない、スムーズで素早い変速を追求したDCT。巡行時の燃費や静粛性を考慮し6速を採用。
【スロットルを開けるのが楽しくなる重低音】 タンデム走行や街中などエンジン回転数が低い領域では小気味よく、ワインディングやスポーツライディングなどエンジン回転数が高い領域へ向かうと力強い吹け上がりを存分に感じることができる。排気音もライダー自身が重厚かつ上質なサウンドを奏でているような感覚を味わえるよう、チューニングされている。
【シーンに合わせた走りのキャラクターを選択】 日常走行から、週末のロングツーリング、さらにはパートナーとのタンデム走行まで。幅広いシチュエーションと路面状況に合わせて最適なセッティングを選べるモードを用意。パワーフィールやエンジンブレーキの効き具合を自分のライディングにあわせて好みの設定にできるUSERモードも備えている。
【機能とデザインを両立したダイヤモンドフレーム】 なめらかなラインを描き、骨格形状としての美しさも徹底的に追及。メインパイプはφ35mmを採用し、エンジンクランクケースをメンバーとして使用したダイヤモンドフレームで剛性を担保。さらに、エンジンのトルクを受け止めるスイングアームには、排気量に見合った極太のφ50.8mmを採用。
【より細かな設定を可能としたサスペンション】 フロントフォークはダークネイビーカラーの酸化チタンコートを施したφ43mm のインナーパイプと、アルミ展伸材とアルミ鋳造の 2 ピース構造としたボトムケースを採用。リアクッションは分離加圧式ビギーバックタイプとし、スポーツライドにおいても良好な路面追従性を実現するとともに、乗り心地の向上に寄与している。また、前後サスペンションはプリロードアジャスターを装備し、ライダーの体格や荷物の積載量、パッセンジャーの有無に合わせて設定が可能。好みや状況にあわせて調整することができる。
【剛性感とコントロール性を追求したブレーキシステム】 ブレーキは、フロントにモノブロックのラジアルマウントキャリパーを採用し、大径φ330mm のフローティングディスクを組み合わせた。リアにはφ256mmのディスクを装着。街中からワインディングまでシーンを選ばないライディングに貢献する、安定した制動力を追求。また、タイヤのグリップ力を超えるブレーキの操作や急な路面変化によるタイヤのロックを回避するABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も標準装備している。
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