ホンダ、新型CBR250RRを鈴鹿8耐で国内初公開

今年も2016 FIM世界耐久選手権シリーズ “コカ·コーラ ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会が7月28日(木)~31日(日)に開催されました。

鈴鹿8耐と言えばレースだけではなく、様々な展示が楽しめることでも知られていますが、今年はGPスクエアに設置されていたホンダのブースに、先日ニュースリリースで発表されたばかりの250cc新型ロードスポーツモデル「CBR250RR」(インドネシア仕様)が早くも登場。

このモデルは第44回東京モーターショー2015において展示された「ライトウェイト・スーパースポーツコンセプト」を製品化したもので、今後インドネシアの合弁会社で生産し、2016年末に同国での発売が計画されています。また、ホンダのニュースリリースによると「今後、日本国内での発売も計画しています」とのこと。

ということで急遽手持ちカメラで撮影した映像ですが、展示の模様をダイジェストでお送りします。

なお、このモデルの概要は下記の通りです。(*ホンダ・ニュースリリースより抜粋)
【新型CBR250RRの主な特長】
●新開発の直列2気筒エンジン
クラスナンバーワンの出力性能を目指した、新開発の水冷・4ストローク・DOHC4バルブ・直列2気筒250ccエンジンを搭載しました。市街地での扱いやすさに加え、サーキットでのスポーツ走行にも対応できる、高回転域までスムーズに吹け上がる出力特性を実現しています。なお、スロットル・バイ・ワイヤシステム、選択可能な3つのエンジンモード設定によって、ライダーの意思に合わせてリニアにパワーを引き出し、上質で安定感のある加速フィールを獲得しています。
●力強さと速さを直感させる独自のスタイリング
ヘッドライトにはCBRシリーズのアイデンティティを継承するデュアルLEDを採用。力強く速い、エキサイティングな走りのイメージを表現しました。低く構えたロングノーズから、高く跳ね上げたテールまでに渡って先鋭的なウェッジシェイプとし、一目で魅せる独自のスタイリングを実現しました。
●新開発の車体・足回り
フレームは、新設計の鋼管トラス構造とし、強さとしなやかさを両立させました。スイングアームには、アルミ製ガルアームタイプを採用し、右側のアームを「への字」形状とすることで、エキゾーストパイプの張り出しを抑え、車体のスリム化とバンク角の確保を実現しています。サスペンションは、フロントに剛性が優れた倒立タイプを、リアには5段階にプリロード調整が可能なプロリンク・サスペンションを採用。またブレーキは前後にABSをタイプ設定。ブレーキディスクはフロント310mm、リア240mmの大径ウェーブディスクを装備するなど、卓越した走りを支える構成としています。

【関連ページ】
ホンダ・バイク関連ニュースリリース
www.honda.co.jp/news/2016/2160725.html