2010年12月16日、東京の国立競技場にてホンダの新型電動スクーター「EV-neo」のプレス向け商品説明・試乗会が行われた。
EV- neoは、電動ならではの優れた環境性能に加え、低回転域からでもスムーズかつ強力なトルクを発生する自社製モーターを採用することで、荷物積載時でも十 分な加速性能と登坂性能を実現。車体には荷物の積載を考慮した広大なリアデッキを装備するほか、乗降しやすいフラットなフロア下には重量物である大容量リ チウムイオン電池を格納。これにりより車体の低重心化が可能となり、良好な車体安定性と落ち着いたハンドリングも確保しているという。
新 開発の急速充電器を使用すれば約30分でフル充電となり、時速30キロメートルの定地走行テスト値では約34キロメートルの航続距離を実現。大型リアキャ リアとフロントバスケットの装着に便利なブラケットを標準装備した「EV-neo PRO」も同時に発表された。なお、EV-neoは現時点ではビジネス向けのリース販売のみが予定されている。