今年、2014年のモーターサイクルショーでは3輪の乗り物が増えてきたと感じた方も多かったのではないでしょうか。そして、その中でもスタイリッシュな外観と、本格的なロングツーリングに対応する豪華な装備で一際注目を集めていたのがBRP社の3輪モーターサイクル「CAN-AM SPYDER(スパイダー)RT」です。
今回、その最上級モデルであるRTリミテッドに試乗することができましたので、早速レビューをお送りします。
安定感と安全性に優れるフロント2輪・リア1輪という車体に、BRP社の傘下で他のモーターサイクルメーカーにもOEM供給していることでも知られるロータックス社製のパワーユニットを搭載。排気量は1,330ccで、4バルブ・DOHCヘッドを持つ水冷直列3気筒エンジンは115PS/7,250rpmの最高出力と130.1N・m/5,000rpmという最大トルクを発生し、459kgのヘビー級の車体にも十分な動力性能を確保していると言えます。
また、フロント2輪には165/55 R15、リアには225/50 R15のラジアルタイヤを装着。それぞれ上下2段のA型アームを持つ独立懸架式サスペンションと本格的なスイングアーム式サスペンションによって足元を固めるという構成になっています。さらに、ブレーキに関しては3輪全てに270ミリ径のローターとブレンボ製キャリパーを採用するという豪華でスポーティな仕様。
RT、RT-S、RTリミテッドという全てのグレードにおいてABSやトラクションコントロール、スタビリティコントロール、パワーステアリング、リバースギア、クルーズコントロールなど、走行に関する機構は標準装備され、さらには合計155リットルという広大なラゲッジスペースと、数多くの快適機構を満載しています。
果たして、この大注目の3輪モーターサイクルはどのような乗り味なのか…。詳しくは映像本編にて!
【関連ページ】
BRPジャパン スパイダーRT 製品概要
www.brp-jp.com/spyder/pr.html
【映像制作・配信】
MotoBasic
motobasic.com/