BMW Motorrad R1250RSに試乗したのでそのレビュー(後編:ワインディング編)をお送りします。かつて「RS」と言えば王道中の王道、名実ともにBMWの旗艦であったわけですが、現代のRSはよりスポーティな方向を目指し、GSやRTとは違う道を歩み始めた模様。詳しくは映像本編にて。
~以下、BMW MotorradのWEBサイトより抜粋~
ツーリングの良し悪しを決定づける2つの要素。それは時間と距離。新しいBMW R 1250 RSなら、どのようなツーリングにおいても、同じ限られた時間の中でも多くの体験ができるはずです。143 Nmの大トルクと136PS(100kW)のパワーを発生する新しいボクサーツインエンジンなら、快適なクルージングスピードまで、瞬く間に加速できるのです。革新的なBMW ShiftCamテクノロジーは、すべてのスピード域に渡り大きなトルクと圧倒的な加速を実現します。あらゆるライディングコンディションでアスファルトにしっかり接地しながら軽快に走りぬけられることでしょう。
デザインを一新したフロントマスクには、フルLEDヘッドライトを採用し、鋭くスポーティなルックスに仕上げられました。もちろん空力性能も大幅に向上し、快適に風を切りながらの高速走行が可能です。そして、一つ付け加えるなら。R 1250 RSと共に走ると1mごとに駆けぬける喜びが積み重ねられて行くはずです。
BMW ShiftCamは、あらゆるスピード域からクイックに加速することを可能にする革新的なテクノロジーです。最高出力136PS(100kW)は可変カムシャフト制御システムによって達成され、1,254ccに拡大した排気量が、高速域からの更なる加速を実現します。最大143Nmを達成したトルクはあらゆる回転域で力強さを増し、ボクサーエンジンらしいパンチのある加速と、ボクサーエンジンならではのフィーリングを両立しています。
BMW MotorradのダイナミックESAは、最大限の走行安全性と性能を備えると同時に、新境地を開く電子制御式サスペンションです。このセミアクティブサスペンションは、R 1200 GSで初めて導入されました。1つのフロントスプリングストロークセンサーによる速度およびストロークと、リアのパラメーターをいくつか使用して、その都度、ホイールアライメントの垂直方向の動きを検出することによって、路面状況やライダーの操作に関係なく判断された条件に合わせて自動的にダンピングを調整します。それにより、スプリングストラットのダンピングが、フロントとリアで電子作動式制御バルブによって変化します。路面とタイヤの接地性が大幅に良くなり、ダイナミックESAは安全性について全く新しい感覚をもたらします。