BMWのF700GSに試乗しました。
BMWの「GS」というと、どちらかと言えば体格に恵まれたライダーが乗るバイクというイメージも強いのですが、今回は小柄なライダーでも無理なく乗れるように設定されたローダウン仕様をテストしてみることに。
もともとこのF700GSはF800GSよりも手軽に乗れるモデルとして開発されていますが、今回試乗したローダウン仕様はシートの厚みや形状だけで足つき性を改善しているのではなく、サスペンションの設計なども含めてローダウンしているので、とても自然に仕上がっています。サイドスタンドの長さなど細かな部分にまで色々と手が加えられている割には、お値段がスタンダード仕様と同額というのも隠れた美点です。
特に感心したのがハンドリングとシートの出来。脚長モデル特有のグラッとくるような挙動が無くなり、むしろロードスポーツ的な扱いやすく安定したハンドリングとなっています。そしてシートは非常に薄い設計ながら長距離のライディングでもまったくお尻が痛くならない。膝に負担がかからないステップと座面の位置関係も絶妙だと感じました。こういう地味な良さは伝えるのが本当に難しいのですが、精一杯レポートしてみました。
【取材協力】
BMW Motorrad Japan
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【映像制作・配信】
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