全国の各都道府県警察および皇宮警察の威信を賭け、選りすぐりの男女白バイ隊員184名が茨城県ひたちなか市の自動車安全運転センターに集結。2013年10月12日~13日の日程で開催された「第44回全国白バイ安全運転競技大会」のダイジェストをお送りします。
このVol.1では、大会初日に行われたバランス走行操縦競技の模様を収録。ド派手な走行シーンが観られる傾斜走行操縦競技(パイロンスラローム)に対して、このバランス走行操縦競技は繊細かつ大胆なマシンコントロールが見所。白バイ隊員究極のテクニック合戦にご注目ください。
今大会のポイントは、なんといってもオンロード用競技車両の変更です。昨年大会まで使用されていたホンダVFR800Pに代わってついにCB1300Pが登場しました。
排気量のみならず車体サイズや重量が拡大し、さらにサイドケースやそのガード類を装着したままの状態で競技が行われることになったため、難易度は格段にアップ。当然、VFR800P時代のような鋭さやキレは望むべくもありません。
しかし、長大化した車体とパワーをより緻密にコントロールし、パイロンをギリギリで見切るテクニックが要求されるようになり、それはまた競技に別次元の緊迫感をもたらしたように見受けられました。また、映像の音声でも確認できますが、昨年大会まではあまり聞こえなかった加減速時のスキール音が頻繁に発生していることから、車体重量やエンジントルクの増大が競技をより困難なものとしていることが窺えます。
*競技がどのように様変わりしたのか…下記の昨年大会映像と見比べるのがオススメ!
【2012年大会のダイジェスト】
Vol.1
Vol.2
Vol.3
Vol.4
Vol.5
【取材協力】
警察庁
www.npa.go.jp/
【映像制作・配信】
MotoBasic
motobasic.com/