SHOEIが発売したばかりの意欲作「HORNET ADV (ホーネット エーディーブイ)」をテストしたので早速レビューをお送りします。
オフロードタイプのでありながらシールドを装備し、高い利便性と汎用性を持つヘルメットとして根強い人気を誇ってきたSHOEIのホーネットシリーズ。その最新作がこのHORNET ADVです。海外では「HORNET X2」の名称で比較的早くその存在がアナウンスされていたので、日本でのリリースを心待ちにしていた方も多いことでしょう。
このモデルからついにシェルはSHOEIの最高峰AIM+構造となり、さらに新開発されたV-460バイザーやシールド、充実したベンチレーションなどとにかく装備やスペックが充実しているという印象のHORNET ADV。
しかし、このモデルの本当にすごいところは空力特性や静粛性、そして軽さという目に見えない性能。映像中では思わず口走っていますが、並みのオンロードヘルメットを相手にしないというぐらい快適なヘルメットに仕上がっています。
また、近年のSHOEI製品ではスムーズさを重視した無段階式のシールドベースが採用されることが多かったのですが、このモデルでは敢えてクリック感がある段階式(ギア式)を搭載。振動が激しいオフロード走行にも対応しています。さらに、シールドを全開もしくは取り外した状態ではゴーグルも使用可能。高速道路からオフロードまで、さまざまな走行環境を全方位的にカバーする性能を備えています。
比較的リーズナブルな価格で利便性が高いヘルメットとして知られてきたHORNETが税込みで5万円オーバーという高価なモデルになってしまったことにやや寂しさを感じるものの、この完成度の高さを知ってしまうとそれは納得せざるを得ないという印象でした。
詳しい使用感は映像本編にて!
SHOEI HORNET ADV スペシャルサイト
jp.shoei.com/products/ja/special/hornet-adv/
【映像制作・配信】
MotoBasic
motobasic.com/