ミシュランが大型デュアルパーパスモデル用に開発した新型タイヤ「アナキー3」のレビューをお届けします。
このタイヤ、3月に発売されたBMWの新型R1200GSの標準装着タイヤにも選定されていることからも、そのポテンシャルの高さは想像できますが、大型デュアルパーパスモデルが大好きな私としては、リプレイス用タイヤとしても大注目の銘柄。そこで早速テストしてみることにしました。
カーカスの変更によりタイヤ剛性をよりアップさせたほか、見た目にもアグレッシブなバリアブルグループを採用。直立付近ではグルーブがより多く接地し、ウェットコンディションやオフロードなどの悪条件を克服。一方バイクをバンクさせた状態ではグルーブが接地する割合が減少し、コンパウンドの実質的な接地面積を拡大。これによりワインディングなどでは惚れ惚れするようなグリップ力を発揮してくれます。
今回のテスト車両はBMW R1200GSアドベンチャーです。果たして、アナキー3を装着したことによってその走りはどのように変化したのでしょうか…。
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