カワサキ Ninja 250 ABS Special Edition (2014) バイク試乗レビュー

9月1日の発売に先立ち、カワサキNinja 250 ABS スペシャルエディション2014年モデルに試乗することができたので、早速レビューをお送りします。

大変多くの方に観て頂いた2013年モデルの試乗レビューは、西伊豆で開催された発表試乗会で撮影したものだったので、撮影・試乗時間ともに短く、比較的サラッとした内容でした。しかし、今回は1週間ほど広報車を借りてじっくりと試乗することができましたので、その乗り味を中心にレポートしています。

2013年モデルとの違いは、カラーリング、グラフィック、そしてタンクパッドの追加のみということで、スペックや車体構成に変更は無いとのこと。よって、当然のことながら全体的な印象が大きく変わることはありません。しかし、改めて高速道路やワインディングを走ってみると新たな発見もあり、とても興味深い試乗経験となりました。

穏やかでひたすら扱いやすい低回転域と、従順でありながらスポーティな感覚に満ち溢れた中回転域、そしてレッドゾーンまで淀みなく回る刺激的な高回転域。これら3つのキャラクターを兼ね備えたエンジンが、このNinja 250最大の魅力だと感じました。また、シャープなのに怖くない絶妙なハンドリングが、健全な速度でのワインディング走行をより楽しいものとしています。さらに、遠慮会釈なくエンジンを回していた割りには燃費も27km/1Lを記録(撮影では恐ろしく燃費が悪化することが通例で、この燃費はかなり優秀)。このモデルが好調なセールスを維持している理由は、決してデザインだけではないということを再認識した次第です。

今や大人気車種となったNinja 250。今季も引き続き購入を検討している方が多いと思いますが、皆さんの参考になれば幸いです。

【関連ページ】
カワサキモータースジャパン Ninja 250
www.kawasaki-motors.com/model/ninja250/index.jsp

【映像制作・配信】
MotoBasic
motobasic.com/